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殻・心をあつくおおう壁①
真理に出会うまでにあなたが身につけた、あらゆる間違いを修正・訂正する。
それが浄化なのです。真理に出会ってからも、殻はすぐにあなたの心を膜の様に覆います。
それは殻を作り出した時間だけ、浄化の努力を必要とします。
あなたの内奥に存在する、大霊の心まで深く、深く掘り進まねばならないのです。
風に揺れる木々。
風の無い時に、木々は枝葉を揺らそうとはいたしません。
葉を落とす時も、その時が来るまで落としたりはいたしません。
枝を離れる時が来た葉が、ただ、その時が来れば落ちるだけなのです。
そこにある条件（原因）は、日付や都合などではないのです。
ただ、ただ、大霊の用意された自然の摂理・法則に沿った結果だけなのです。
あなたがもしもこの木々のような存在でしたら、大霊に同化・融合し個霊としての存在は無いのです。
それは霊的進化の完成を意味するのです。しかしその様な個霊はこれまで存じ上げません。
究極の目標を目指す、霊としての道のりは進むほどに、未浄化である自身の発見の連続なのです。
未浄化で未熟な自分。いつまでも果てる事の無い、道のりであると気付かされる事となるのです。
だからこそ、浄化をする事で私達は、心から謙虚な気持ちが生まれるのです。
恥じ入りたくなる未熟な自分。霊界の想像を絶する支援。大霊の叡智・摂理・法則の完璧さ・・・
『何事があなたに起き様とも、ありのままを受け入れ、大霊の利他愛を顕現する。』
本当に言葉にするとこれだけなのですが、それは大変な困難を要する事なのです。
その為に、世俗を離れ人との接触を絶ち生活をすれば良いなどとは、お考えにならない事です。
霊としての成長・進化の目的は、浄化が一番では無い。お忘れにならないで頂きたいのです。
ひとのお役に立つ生き方。これが霊としての成長・進化をもたらす唯一の方法なのです。
その達成のために、浄化・霊界の支援があると言うことなのです。勘違いはいけません。
人との関りを持ちながら、そのありのままを受け入れる努力を続ける。
受け入れられない自分の理由は、心をおおう殻にあるのです。
そのまま・あるがまま。
そう出来ない自分を探さなくてはならいのです。
探して、探して、見つけ出す。
無数に存在する殻の原因をあなたは発見し続けることとなるでしょう。
発見出来た、殻の原因を分析するのです。修正・訂正するのです。
深く・深く・自分を見つめるのです。
浄化が進まない限り、霊界から私共があなたを支援する事は困難を要します。
霊界の波動をあなたが知る事も、あり得ないのです。
どうかあなたを支援せんと、待ち望んでいる私達の波動を感じる心となって下さい。
どうか浄化を進めて、波動を私達と近づける努力を止めないで下さい。
私達霊界の者は、あなたがその日を迎える事を祈る思いで待ち続けております。