1-3・①気付き

1-3

浄化：①気付き

自身で、大霊の心（自身の霊）と反する言動・気持ちである部分に、気がつく事です。それは・・・

大霊の心は、皆さんの中にもきちんと存在しています。

愛の心・思いやりの心・・・呼び方は様々ですが、この全てのものをありのまま愛する心が証拠です。

利他の心・利他愛が大霊の心です。

　

大霊の心は、自身もありのまま愛する事を、望んでいます。

ありのままの自分を愛せる事が、自身への真の信頼感と、霊界への真の信頼感をうみだします。

物質世界（地上）での生活は、皆さんの心に多くの殻を作る世界でもあるのです。

だからこそ、居心地の良い霊界から涙で見送られ、この地上に皆さんは誕生する事にしたのです。

そしてあなたの誕生を前に霊界で、守護霊とあなたは硬く誓いあっているのです。

　

片時も離れずあなたを見守り、地上であなたの心に殻が出来そうになったならば、必ず知らせます。と。

あなた自身も、その様な時は必ず、必ず知らせてほしい。そして、必ず知らせに気付きます。と。

霊界を出発前に互いに交わした言葉（約束）を、地上であなたはすっかり忘れ殻を重ねているのです。

初めの頃はチクチクと心が痛む感覚などで、心を意識しやすい薄い殻しかありません。

地上での生活を重ね「心の感覚」という、感覚があった事すら忘れ、心を殻でビッシリと包むのです。

しかし、心・霊はその窮屈な殻を脱ぎ捨て、本来の光溢れる姿でありたいと奥底で働き掛け続けます。

守護霊もそうです。本来のあなたの姿を取り戻してほしいと、決して諦めずに働き掛け続けています。

ですから、どんなに心が殻で厚く厚く覆われ様と、霊・心・良心が死ぬ事も消え去る事も無いのです。

自身の霊が欲する姿＝守護霊が欲する姿を、あなたが反すると殻は出来るのです。

色々と言い分や言い訳は沢山あるでしょう。しかしそれは、反した後ろめたさから出ています。

後ろめたい思いを感じたならば、感じられる自分をまず認めるのです。気付いたではないですか。

この後ろめたい・言い訳がましい言葉や気持ちはどこから、何で発生したかをすぐに突止めるのです。

時間を置いてはいけません。

すぐに人間は忘れてしまったり、後ろめたさの正当化に専念してしまいます。

　

その時、その時すぐに行える事が理想なのです。しかし、物質世界で生活しているあなた方は、

理想通りの気付きのための時間を持てないかも知れません。

それならば、眠りにつく前に心静かに、その日の気付きを考えても良いのです。

乗り物で移動の時に、考えてもいいのです。わずかな時間があれば良いのです。

自身が集中し考える事が出来さえすれば、時間も場所も選びは致しません。

後ろめたい感情をそのままに、その場をやり過ごしても、重い鉛のような殻は残ります。

　

その殻の下から自身の霊＝守護霊の働き掛けと、反した事を正当化しようとするあなたの心は

激しく攻めぎあいます。原因から目をそむけ続けると、あなたは嫌いな自分を作り出し放置するのです。

作り放置した嫌いな自分の部分に、目をしっかりと向け放置しない事が大切です。

表面的に見つめても何の浄化にもならないのです。初めて作り出した時まで掘り下げるのです。

なぜそうなってしまったのか。いつからそうなってしまったのか。どこが根元なのか。

守護霊と共に考えて行くのです。守護霊はずっと黙って見守っていますから。

気付きの時が来るまでは、苦しみや悲しみ孤独感があなたを襲う事もあるでしょう。

しかし、必ず気付ける事だからあなたの前に立ちはだかっていると言う事をどうか忘れないで下さい。