7・心のすなおな声をかき消す
この言葉通りの事をすると、あなたの心に殻がまた新たに出来てしまうと言うことなのです。
心（霊・大霊の心）からは、どんなに年月を経ていようとも、どんなに自分では良心を忘れていようとも
変わる事無く、守護霊や大霊の心のはたらき掛けが、あると申し上げたいのです。
いまこの通信をお読みになって、あなたが「そんな事はない」といくら頭の中で打ち消しても
胸の中（心）では「そうだ」と感じるものなのです。更に打ち消せば、胸は不快な感覚をもたらします。
あなたが素直な心の顕現をしない限り、常に頭の中と胸の中では、葛藤が起きているのです。
頭の中の様々な自己中心の考えは、心の中の利他愛・無私無欲と反するからなのです。
頭の中は自己中心の考えの発信元となるのです。
胸の中は、利他愛・無私無欲の大霊の心の発信元となるのです。
この事を知り意識を始めるだけで、あなたはこれまでの自身の殻を多く発見出来る事でしょう。
霊に関しての誤った知識を持っている方も、この素直な心の声を聞く事で、驚愕する程の発見があります。
この心の声はどんなにあなたがご自分を信じていなくとも、正確に機能しております。
その機能が間違いを起こす事は無いと断言いたします。
心の声は一瞬です。
声は瞬間なのです。
すぐにあなたの頭の中では、自己中心な考えが始まるのです。否定的な内容が列挙されます。
しかし安心なさるのです。
胸の中では、次に感覚的にあなたの自己中心に対して警告を始めます。
それはあなたの胸のところで起きる、感覚的なものなのです。
ズキズキと感じる時もあるでしょう。
チクチクと痛みを感じる事もあるでしょう。
ズシリと重い何かを感じる事もあるでしょう。
ドンヨリとした何か暗いモノを感じる事もあるでしょう。
その感覚は余韻として残るのです。
あなたがいくら自己中心で、正当化しようとも感覚はあります。
殻が厚くなってしまう原因は、この感覚を打ち消したい自分。
自己中心なままでいたい自分なのです。
変わる事を拒み続けて来たあなた。
変われない事を周囲の責任にして来たあなた。
今ここで、つらくとも本当のあなたを見つめるのです。知るのです。
それでも尚、ご自分を正当化しようと、まだ自己中心に頭を働かせようとするあなた。
それに反応する、あなたの胸の中の感覚。
冷静に客観的にご自身を感じるのです。知るのです。
真理を頭でご理解なさらないようにと、何度も申し上げているのは、
この感覚を大切にして頂きたい。
心に届かない理由（殻）を探して頂きたい。
真の真理の理解を頂きたい。
真の霊界の支援を受けて計画の達成を頂きたい。
この願いからなのです。
それは全てにおいて万能な感覚なのです。
あなたが何かに迷った時、
あなたが自身を信頼出来なくなりそうな時、
大霊が内在している証拠となり、あなたを力強く導いてくれる、指針となる感覚だからなのです。
この感覚を素直に受けとめ信頼して決めた事は、必ず利他愛の行動となるのです。
そこに自己中心なあなたの存在は無い。と実感をされる事でしょう。
そして、素直に受けとめ実行の後には、胸の中では新たな感覚が生まれる事でしょう。
穏やかで爽快感ある胸の感覚、それは大霊の祝福なのです。
あなたの決断に、あなたの自己中心を克服した事に、大霊が祝福をくださるのです。
心の・胸の中の 「爽快感・不快感」 敏感になられるのです。
それは他でもない、あなたへと大霊からの 「祝福と戒め」 なのです。
爽快感と不快感それは、大霊からあなたへの祝福と戒めなのです。
大霊のその深い愛のお心に感謝をし、ここでのお話を終わらせて頂きます。
大霊あなたのその深遠なる叡智は、私達の周囲に無数のかたちで存在をいたしております。
私達は未熟ゆえにこの地上において、わずかな大霊の光を探し・見つけ歩んでおります。
それは私達が未熟故に、わずかな大霊しか見出せないのだと心に刻み大霊のお心の顕現に努めます。
完璧なる摂理法則をもって愛の顕現をされる大霊に心からの感謝をいたします。