11・祈る時間がおありになるのならば
あなたが祈りにふけられる時間があるのでしたら、祈る事をおやめになる事です。
今すぐにあなたができる事は多くあるのです。
これまでされて来たあらゆる事を、ご自分の都合を一切消し去り、ひとのためにと行うことです。
あなたが一心にひとのためにと行動されている事は、霊界から手に取るように知る事ができます。
その為に祈る事、大霊への感謝の時間を持てなくとも、気になさらない事です。
大霊をはじめとする霊界の者たちは、その様な事で腹を立てたり、支援を引き上げたりはいたしません。
祈る事も、感謝の言葉を述べる時すら忘れ、一心不乱に人のためにと働く者を支援いたします。
祈りとはあなたの内奥から、溢れ出る思いを大霊へと伝える事なのです。
ひとのために無私の心で行動し、万策が尽きたと思われた時に、心からの支援の叫び。
ひとのために無私の心で行動した事が、実を結び喜びと充実感に溢れる心からの感謝の言葉。
そう言った時まで、あなたが祈りも感謝の言葉も忘れていても、構わないのです。
それ程にひとのためにと、あなたが奔走されていると、私たちはうれしいのです。
真理とは実践なのです。
祈りにふけり、人と出会わない生活をしていても、何もならないのです。
毎日の生活でふれ合う人々のために無私で行動出来ない者は、真理の実践者ではないのです。
特別な、大きな事以外は真理ではないとお考えならば、あらためられる事です。
日々の生活からあなたの自己中心な行動を改め、ひとのためにと考え、行動をされる事です。
これまで毎日の生活で、ご自分を先に考えていた事を、あらためる。
ひとのためと、すぐに思う心を育てられるのです。
実践の中であなたが間違いを犯されていたならば、守護霊が必ずあなたにお知らせをいたします。
あなた自身も「言い聞かせる」ご自分に気付かれたならば、足を止め理性で行動を振り返られればよろしい。
そうして過ちの行動に気付かれたならば、そこからやり直されたらばよろしい。
守護霊はあなたの利他愛の行動をいつも間近で、見守り導いているのです。
安心してあなたは、日々の利他愛の実践に励まれるのです。
大霊あなたは祈りや感謝の言葉がないと腹を立てられたり、支援を引き上げたりされるような
人間的な存在ではございません。
大霊の最も喜ぶ事、ひとのためにと生きる子らをいつも見守り導いて下さっています。
そのお心は完璧な叡智摂理法則で証明がされております。
どうかその心を顕現し日々邁進せんとする、地上の子らをお守り下さい。