14・外へ求める心は依存する心なのです
前章であなたに必要なものは、すべて大霊があなたの中に用意くださっているとお話しいたしました。
それでも尚、外へと心を向けられるご自分がある事に気付いて頂くためにお話しをしていきます。
依存する心は、喜ばしくない作用をあなたに引き起こします。その為に学び、決別を必要とするのです。
この霊媒が稚拙な言葉で長々と幽界について書いておりましたが、私たちから申すならば一言なのです。
『幽界とは依存する心の霊達の集まる世界である。』という事なのです。
霊媒が今大変恥ずかしい思いをしております。が、その一言で済んでしまう説明なのです。
よろしいですか。依存する心はとらわれの心を生むのです。
とらわれる心とは、あなたが自分で自分を縛り付けて行く事なのです。
縛り付けるとらわれの心、依存心とは、あなたが自ら知性的判断・理性的判断を停止するという事なのです。
自ら停止させるのです。よろしいですか、他の人や、周囲の環境が停止させるのではない。という事です。
これは私たちから言わせると、ゆるやかな自殺だと申し上げたいのです。
それ程に知性・理性をいつでも使い検証が必要なのです。
霊として歩む道のりで、不可欠な行動・思考なのです。
依存する心は、死後・・あまりこの言葉は使いたくないのですが、皆さんのわかり易い言葉なので敢えて使いますが。
死後、幽界にあなたがはまり込む原因となるだけでなく、幽界に既に居る者のためにもならないのです。
あなたの依存する心に、波長同調の法則は正確にはたらき、幽界の者を引き寄せるという事です。
ですから私たち霊界の通信では、浮遊霊（幽界の霊）の事、いたずらに霊に対して興味を持たれるのは困ると
繰り返し、繰り返し申し上げるのです。やってくる霊だけに責任はない。と申し上げたいのです。
あなたが呼んでいる。あなたの心に責任がある。と言うことです。
よろしいですか。
大霊の完璧なる叡智・摂理・法則を私は信じます。などどいくら口先であなたが言われても、
依存する心をやめられないのであれば、それは大霊の叡智・法則を信じていない結果であると言う事です。
霊界の波動がわからない。わからないのでなく、あなたがいたって地上的な波動を自ら維持されているのです。
そして同じように波動を持っている、幽界の霊があなたの元にやって来る。という法則そのものの結果だけです。
ですから、必要なものを外に求めることをおやめなさい。
あなたの中にすべてあるのです。と何度も申し上げるのです。
浄化はこのいたって地上的な波動をあなたが反射しないために大切なのです。
地上的な波動のあなたには、地上的な波動の幽界の霊しか影響は及ぼせないと言う事です。
真理を信じます。大霊を信じます。そのような言葉で結果が変わるような不平等な真理は真理ではないのです。
原因結果の法則・波長同調の法則は、いつも・いつでも正確に機械的に作用をいたしております。
外へ外へとあなたが何かを求める限り、あなたの姿を写す鏡は見えないものなのです。
中へ中へとあなたが何かを求める限り、あなたははっきりとご自身を見つけられるのです。
真理とは逆説的であるひとつなのです。
大霊はコインの片側しか、与えないような不平等ではないのです。表の反対の裏が必ず存在いたします。
外へと求める依存する心は、コインの裏側から目をそむけようとする行為なのです。
私たち地上の子らは大変に未熟な存在でございます。
未熟な存在だと言いながら、心で自身をうぬぼれております。
真理はその未熟さと向き合うことをいつも思い出させてくれるものです。
私たちの永遠なる目標の大霊のお心まではまだ遠く、道を見失いそうになります。
そのために、真理を地上の子らへ届けんと、私たちをお使い下さる大霊のお心に深く感謝をいたします。