23・通信霊媒や治療家になりたいあなたへ
そう思っている願っているあなたは、その事が殻になっているのです。
その思いに浮遊霊は巧みに近づき、あなたのその気持ちを翻弄するでしょう。
なりたいと願いなるものではないのです。
その時、その時の一瞬を大切に人のためにと生きてきた者が場合によってはなると言うだけなのです。
願望や欲求は大変地上的波動なのです。
浮遊霊としか感応は出来ないのです。
これまでこの霊媒に通信をさせている理由はお話ししておりません。
霊媒自身も語りたがらず、誤解を受けている部分も多々あると思われます。
この霊媒は一度たりとも『通信霊媒になりたい』などと望んでいなかったのです。
幼少の時から人のためにと言う衝動に駆られて動き、考えていたのです。
本人の自覚、無自覚を別にしても、人の為にと行動を繰り返して人生を歩んだのです。
もう一人の霊媒もしかりです。ひとのためにと言う衝動が行動の基準だったのです。
この霊媒の幼少の頃のお話をいたしましょう。
近所に具合の悪い人が居ると聞けば、まだ幼く何が出来るともなくても、病床につきそったのです。
家の前の道路で事故が起きれば、恐れも無くただ事故にあった人の心配をし駆け寄ったのです。
血を見ても、どんなひとの姿かたちであろうと、必要とする人が居る限り、駆け寄り手を差し出したのです。
年齢・性別・外見・何もかも、この霊媒の前では関係ない見えないモノ、どうでもいい物だったのです。
だた人を、目の前の人を見つめて、心から動いていたのです。
これがひとのためという衝動であり、行動なのです。
治療家や通信霊媒になりたい。そのような自己欲求の願いを霊界が叶えるとお思いですか。
あなたの今の人生、これまでの人生、精一杯、人の為にと、御自分を使われて来たのですか。
誰にでも多くの機会はあったのです。
それをご自分の都合で、見逃し、自身を優先して来たものに、いきなり霊界から支援はいたしません。
この霊媒は通信の必要性や自身の体質などがどんなであっても、生身の人との触れ合いを優先いたします。
家の外で事故が起きれば、通信の途中であっても、駆けつけ救護するのです。
身近な人がこの霊媒を必要としていれば、通信を止めてしまうのです。
その心が大切なのです。その衝動が大切なのです。
あなたは人生を真理を知ったからには、この衝動に沿って行動しなくてはならいのです。
様々な理由をつけて、ひとのためにと行動を取れないのなら、殻が厚くまだ自身にあると自覚なさるのです。
パソコンに向かい、語る時間や浮遊霊の通信を書く暇があるのでしたら、人として出来る事をなさるのです。
霊としてである前に、あなたは人なのです。
地上で人としての当たり前の行動も取れないで、通信や治療に価値を見出すなど間違いなのです。
心から人に、人として労苦を惜しまず、あなたはもっと人としておやりになるのです。
そこには自己中心なものは存在してはいけないのです。
人や自然の為となる、あなたの行動はいくらでもあなたの周囲にあるのです。
長々と霊訓を引用し、語る事など真理の実践ではないのです。
霊訓の言葉を知っているから、だから真理の実践者などと、間違っても思われない事です。
声高に助けを求める人を、助けるだけが、人のため、真理の実践ではないのです。
声も出さないままに、心であなたの優しさを待っている人は、いくらでもあなたの周囲に居るのです。
何もかもあなたの心が殻に厚く覆われている限り、あなたがひとのために出来る機会は見逃すでしょう。
殻を浄化によって減らさなくては、『見えるものも、見えない』と申し上げたいのです。
ひとのために、真理を語らず、名前も名乗らず、手を差し出し、あなたの心を使うのです。
それがまず真理を知った者の最初のなのです。
通信や治療やホームページなど、真理の実践と思われない事です。
目を覚まされるのです。