11・モドキに誘導されたコレワタその③
27・ちいさな時のおはなし
私は少し変わったこどもでした。
そんなの、小さい時は勿論自覚なんてなかったです。
夜眠る時のお話しから・・・
両親は夜更かしな人達でした。夜９時からは大人の時間と言って、ＴＶを独占して見ます。
私は１歳ちょっとの頃の記憶ですが、夜８時になると眠くなるので、愛用のタオルケットを持ちます。
そして夜更かしな大人達に、『おやすみなさい。』と言って一人で寝室に行って、すぐに眠っていました。
寝室までの廊下は真っ暗です。寝室は豆電球だけが点いていました。
その灯りをたよりに、自分の布団にもぐり込み、すぐにキュ～って眠るのです。
昼間でも眠くなると自分から、寝室に行って勝手にお昼ねしていました。
小さな時から人が起きてる部屋で眠るのが好きじゃなかったですね～そう言えば。今もです。
後に友人らが小学生になっても親と寝てるとか、怖いと眠れないとか聞いてびっくりでした。
小さな時は寝る前に絵本読んでもらった。なんて聞いて、『知らなかった！』って。
後日聞いたら、『あ～そうね。添い寝・寝物語いらずだった』と、母親が後に言ってました。
一応私が寝室行った後、しばらくして見に行ったんですって、既に私はす～す～寝てたって。
あと小さな時１歳くらいですが、庭で遊ぶの好きだったのですが、いつも誰かとおしゃべりしてた記憶あります。
一人で遊んでいるのだけど、なんかひとりぽっちの印象は、本当に無いです。誰か霊と遊んでいたんでしょうね。
子供のときから暗闇やひとりが平気で、押入れに叱られて入れられても、お仕置きにならない。寝てる。
幼稚園はメソジスト教会がやってる幼稚園でした。父がプロテスタントの洗礼受けてて、その関係で決定でした。
そこの幼稚園は、大好きでした。
日曜日は全員登園なんです。朝から礼拝が大人の信者さんと一緒にあるのです。
聖書読んで、賛美歌歌って、牧師先生のお話しです。
牧師先生が園長先生でした。家族で幼稚園に住んでいました。
最後に献金の、布で覆われた筒みたいなのが、回ってきます。
お金ない人とか、忘れた人とかは、入れないでいいのです。それもすごく好きだったです。
上手く言えないけれど、イエスさまが好きでした。
神さまじゃなくて、イエスさまなの。
幼稚園は日曜日は礼拝です。だから、月曜日がお休みでした。
日曜日だって午後までに終わるのにね。
大事にするわけじゃなかったけれど、聖書と賛美歌の本は大好きでした。今も持っています。
父親は洗礼受けてるわりには、仕事忙しくて教会行かなかったし、御先祖は仏教だし、普通に無宗教一家です。
これも１６歳くらいに知ったのですが、私は初詣・観光での参拝・ふらり教会に入るとか、機会ある時のこと。
お賽銭とか献金とかしますよね。そして、みんな手を合わせて何かお祈りとかするでしょ～。あれ。
ずっと小さい時から今もそうなんですが、『みんながしあわせになりますように。』としか祈った事なかったのだ。
って言うか、みんなもそうしてる！って信じてたし、思い込んでいた。
それプラスで、自分の何かあれば、どうしても！だったら祈るのだろうと、思っていたのだ。真面目に・ホンキで。
友人たちに、信じられん！と大騒ぎされたね。あの露呈した時。皆さんはどうでしょうか？
今振り返ると、霊界の記憶がまだ鮮明で、何か導かれたり、懐かしい感じを持ってたのかな・・って思います。
動物も異常に好きでした。
やっと歩けるようになったら、突進！突進！
へび・かえる・いぬ・ねこ・とり・わに・うま・ひつじ・・・もう！なんでも突進！全身で体当たりです。
噛まれ・吠えられても、驚いて泣いても、１分としない内に、また突進！抱きつく！
あまり動物見ると見境ないので、母親が『赤ちゃんひも』を購入しました。
それは、丁度犬の胴輪に似ています。
体を四点でロックして、背中の真後ろに長い皮の紐がついています。
突進しても、皮ひもの４ｍ位までが、限度なのです。
どこに行くにも、この『四点散歩紐』が装着されていた私です。
無いとどこまでも、いつまでも親から遠く離れて行くのです。どんどん・どんどん。
紐を着けるのがどうかな？の頃から、迷子の常連でした。どこでも、ピ～ポ～パ～ポ～ン。です。
とまあ、かなり親離れのいいおこちゃまでした。
今も親離れし過ぎで、だんなのご両親に驚かれます。
（実家に本当に行かないから・・・）
きっと霊界の誰かをいつでも、小さな時傍に居るって知ってて、親から離れる事が平気だったのでしょうね～。
気付かない。熱中してる。突進してる。呼び出しなんて、聞こえない！聞こえない！
いつも売り場や、施設の人に、発見、拉致られて、迷子センターでした。
突進あるのみっ！そしてお昼寝が大好きなこどもでした。