21・ここまでの通信に対するお答え 『掲示板に届いた通信2002年9月29日』
『「霊主肉従と言うと、肉体が従うもので、霊は従わせるもの」ととらわれがちですが、
肉体は既に生まれたときから霊のあなたの為にと、忠実に・従順に従っております。
今になって従わせる必要などないという事なのです。
それよりも霊のあなたは身勝手に従順にして忠実な僕の肉体を、労わりもせずに酷使ばかりいたします。
真理は常に逆説的なのです。コインの裏と表なのです。
真理の『霊主肉従』を表面だけでとらえていては、裏の意味本質が見えてまいりません。
この霊媒らも肉体に対して本当にわかってはいないのです。
ですから、肉体に苦痛や故障を作り、やっと気付くと繰り返しております。
日記の内容の説明は以上でよろしいでしょうか。
まだあなたの理性がすっきりとされなければ、またご質問をされるのです。
私たちはその理性による検証の疑問・ご質問は大変嬉しく、今も喜び歓迎の心でお答えをしております。』
『１５の通信ですね。こちらは霊媒が伝え切っておりませんでしたので、１６を追記いたしました。
私たちが厳しい口調となりました理由をお話しいたしましょう。
真理とは「ご自分を無くし、ひとのために役立てる生き方」を説いております。その事はご承知ですね。
大変に単純にしてわかりやすい事なのです。
そして人とは単純でわかりやすい事には、次第に飽きてしまい、複雑にしたくなる。という事です。
それが既存の宗教・信仰など様々なものが陥った道であるのは、ご理解いただけますか。
私たちはそのいたって単純でわかりやすい真理を、霊訓の中でもこの通信でも繰り返しているだけなのです。
表現する言葉や喩えの違いはありますが、根本の言わんとしている事は、同じなのです。
しかし霊訓から都合に合わせ真理の言葉尻を取り出して、その単純にしてわかりやすい教えを、
わざわざ煩雑にし理屈という本来真理には存在しなかったものを加える者たちが、現れて参りました。
真理を手にしながら、金銭欲や名誉欲などに囚われている者達が多すぎるのです。
その様な者達が、真理の実践者であるとは言ってほしくないのです。目覚めてほしいのです。
その様な事を大霊は望まれてはいないのです。
私たちは真理を手にしたものが、その真理を歪める事に大変な失望と憤懣を覚えております。
これまでこの霊媒らが準備が出来ておりませんでしたので、それらの事に触れないで参りました。
これからは真理を手にした者は、それなりの責任がある事を時に厳しくお伝えしなくてはならないと考えております。
よろしいですか。
という言葉はあなたが自身に問いかけて頂きたいのです。
考えたくないと理性での検証を止めようとされていないか。どこかに理性で気付きたくないというご自身は無いのか。
そのためによろしいですか。と繰り返し問うております。
そして真理とはとらわれていけない事だとお気づき頂きたいのです。
真理とは今この時をどれだけあなたはひとのために役立っているか。なのです。
通信の喩えや表現、霊訓の本、その様な部分はどうでも良いとおわかりでしょうか。
本質を見つめて頂きたいのです。真理そのものをです。
そして真理を手にするには、楽をしたままでは手に出来ないという事をこれからは、
厳しい言葉でお伝えする必要があるのです。
怠惰な自己中心な人は、真理の実践者とは申せないのです。』
『真理の実践とは、遠くにあなたが行き特別な何かをされる事などで無い事はおわかりですね。
あなたが毎日生活を共にされている人にまず「お役にたてる」ことをされていますか。
家庭で真理の実践の出来ない方に外の世界で真理の実践など出来ないのです。
ご家庭の無い方は、外の世界で共に生活をされている人に接する心を持たれて、真理の実践をされるのです。
最も身近な家庭の人々に利他愛を抱けない者は、外での真理の実践に逃避をされているだけなのです。
それは自己中心で自己満足な真理の実践なのです。
真理とは通信を伝えたり、ホームページを作る事ではないのです。
今あなたの手の届く人々に利他愛の心でお役に立たせて頂く事なのです。
あなたは真の真理の実践者と胸を張って言えるか、静かにお考えになる事です。』