29・自分は特別だと思われる心
あなたは心のどこかに御自分が特別だとおもわれています。
それ自体が大変にあなたの殻になっています。欲・自惚れなのです。
特別。そのような事を霊界はいたしません。
大霊の叡智・完璧なる摂理・法則は『特別扱いなど存在しない』から完璧なのです。
選ばれたり・選んだりなど、しないのです。
公平に、厳然と、摂理・法則に沿った結果だけなのです。
よろしいですか。
あなたが自身で浄化の努力もしないで、人にしてあげられる事など無いのです。
そのように考えるあなたの心は、欲に覆われているのです。
浄化がされていない。と、申しあげたいのです。
あなたの心に、密かにある『特別意識』それは殻なのです。
比較している心です。比較するから、特別などと思われるのです。
通信を出来る自分。
治療を出来る自分。
浄化を出来る自分。
それが何だと言うのですか。
特別だと自惚れるのではありません。
あなたの自己中心な物質的な殻そのものではありませんか。
その物質的な殻に同調する、浮遊する霊に感応出来て、それが何だと言うのです。
特別でも何でもありません。普通の、当たり前の感応・結果と言うだけです。
誰でもが霊としての感覚が蘇れば、当たり前に感じる、出来る事なのです。
特別などと、決して考えられないことです。
そして、特別だと、選ばれた人だと、あなたが思う限り、守護霊とは心は遠いのです。
浄化の始めの一歩を踏み出した。と言うだけの事です。
特別・選ばれた。
摂理・法則は誰にでも公平で、完璧なのです。
そのような、自己中心な殻を持った者に、守護霊は感応はいたしません。
よろしいですか。もう一度申し上げます。
自己中心な殻を持った者に、守護霊は感応はいたしません。
摂理・法則、大霊を信じる、信頼すると口で言っているだけだから、平気で矛盾した事を思うのです。
特別だと。選ばれていると。
あなたの中で、本当の信頼や、本当の大霊の心を顕現するには、浄化しかないのです。
それは、自分で、自分の、醜い、嫌いな、未熟な、『本質、根元』を探す事です。
表面的な、結果の醜さや未熟さを、考え浄化してるなどと、思われない事です。
摂理・法則はそんな誤魔化しに、騙されたりはいたしません。
表面に現れた、その大元、根元まで、深く、苦しい、自身の探索をするのです。
根元まであなたが深く、自身を覗かれない限り、本当の浄化はしていないのです。
本当の浄化をされ始めたら、その結果である、摂理・法則の違いをおわかりになるでしょう。
それまでは、何もそれまでのあなたとは、変化も進歩も無いのです。
あなたの周囲を見ればわかる事です。
波長同調の法則。
原因結果の法則。
どんな些細な事であっても、摂理・法則はもれることなくはたらいております。
あなたの家族、あなたの友人、あなたの最も近い人々に現れております。
摂理・法則を信じる。口で言っても、心から思っていない方は、よく見るのです。
あなたの周囲は変わりましたか。
人を何とかしてやろう。
なんと自己欲求の現れた思いでしょう。
浄化が出来ていない証拠です。
逃げるのではないのです。
あなたの心に特別・選ばれた・・そんなものがある限り、あなたは浄化をしていないのです。
人を浄化する。なんと自己欲求な思いでしょう。
摂理・法則・大霊を信じていない、あなたの心の現われ。
そのものです。
人を頼るのは、依存心です。
人に頼らせるのは、あなたの自己欲求です。
必要とされなければ、あなたはあなたの存在価値を見出せない証拠です。
そんな、あやふやな価値しか持てないのは、浄化からあなたが逃げるからです。
御自分の弱い心を見るのです。
逃げている心を見るのです。
人から必要とされなくては、自分の価値がわからない自分を認めるのです。
それが、苦しい、苦難の、浄化なのです。
深く心を覗くのです。