14・霊界から教えてもらった事
私は今回波動が大変不安定である事を体験しています。
これまでは、浄化をしながら気がついたら霊界の波動をわかるようになっていました。
あまりに自然に霊界の波動を知ってしまい、急激な逆行に対して何も備えていませんでした。
これまでも、殻が出来ると波動が感じられなくなり停止はありましたが、殻を浄化するとすぐに元に戻りました。
今回ほどしつこく明らかな故意の妨害によって、波動が乱れる。という経験は本当に初めてで模索をしています。
その中で気がついた事は、たとえ祈りであっても『だれかのため』という直接的な祈り以外は、
浮遊霊と同調するだけだと、初めて知りました。祈りすらも人のためのみ。誓いもだめです。
人のために時間を過ごさない限り、未浄化の波動を持った霊と同調するのです。
浄化も大切なのですが、思いつく殻がなくなったら、後はひたすらに人のためにすぐに何かしないといけないのです。
妨害を目的とした霊達は、カノンさんを始め守護霊さまや霊団にまるまるお任せして、一心にする事以外ないようなのです。
まるで、あらゆるリスクを丸投げの状態なのです。あれこれと一切考える必要も時間も無いのです。
昔から自分の姿を鏡で見るのは本当にしませんでした。まさにその様に生きるのだと感じました。
道具としてお使い下さい。これも自分の事となるのです。
足元も見なくてよい。まして己の姿を見る必要は一切無い。と届いていました。
そして模索をしながら過ごしていた今日です。
窓から外を眺めていると、突然映像が飛び込んで来ました。
粗末な石で囲われた小屋の様な建物があります。
周囲の景色は、ススキが枯れてしまった状態の様な、ひからびた草がほんのひとにぎり土から出ています。
土はカチカチに水分の全く無い、固く乾いた土です。
建物の屋根は、半分が草ぶきで、半分が草に石を乗せたりして、少し丈夫になっています。
少し小高い丘の上にあるようで、手前の坂の下っている方から、人々が上がって来ます。
誰もが同じ服装なのです。ただ布を巻いて腰を縄でくくっているだけの服装です。
髪も男女の区別無く、ボサボサで適当に肩の辺りでただ、刈っているという髪です。
顔や体もとても薄汚れていて、それが普通なのだとわかります。
粗末な建物の中で、私とカノンさんが居るのが何故かわかりました。確信というか、記憶が蘇ったという心境です。
映像はほんの２〜３秒の時間でしたが、あっという間に記憶が戻り、見せてもらった事から思い出しました。
初めは、あの小屋は石なんかでなく、木や草で囲っていた。
カノンさんが石を皆さんと一緒になって、積んでくれた。
屋根も最初は無くて、次に草をふき、更に草だけでは心もとないと、石を乗せ始めた途中であること。
丘のふもとの方に向いて、入り口があるだけで、そこはいつも扉など無く、開け放たれている。
私は建物の真ん中の地面にあぐらをかいて、いつも、いつも座っている。
入れ替わり立ち代り、人々が訪れ、その人を目にすると『ひとのために』という強い意志が目覚め、
霊界からの教えをただ、ただ、口から訪れた人々に伝えるだけ。
みな車座に座り込み、聞いては立ち去る。バラバラとそれぞれが好きな時来て、好きな時去る。
そのあいだカノンさんは、入り口に近づく人を感じては、入り口に行き招き入れる。
悪意ある訪問者がそこへ立った時は、毅然と追い返す。
それ以外はの時は、訪れる人々に寒い日は粗末なスープをほんの少しですが、って差し上げたり
日常の様々なあらゆる事をしている。私の通信は聞きながらであっても、集中はしていない。
私はただ目の前に人が来られたら、霊界の通信をただただ伝える。
何も考えない。何もしない。誰も訪れる人が無い時は、ただぼ〜っとして座っているだけ。
服を着るとか、髪が伸びたから切る。も考えない。だからカノンさんがしてくれる。食事も自分からは思いつかない。
カノンさんが色々してくれている事も、何も気にしてない。ただ霊界の言葉を伝えるというだけ。
そして、カノンさんも『あなたは霊界の言葉を必要な方々に伝える事だけに集中なさい。その為に私が居るのです』って
何もさせてももらえないし、ひたすら通信に集中の年月を送っている。
すると何年か振りに訪れた方がいて、『ここのようすは全くかわっていない。安心いたします。』とか
『また私は私の進むべき道にまいります』と旅立つ方も沢山いらっしゃるのです。
本当に入れ替わり立ち代り、皆さん訪れ、旅立たれるのです。
私はただあぐらで地面に座り、霊界の言葉を伝える。私は目の前の方々に全神経を注ぐ。
カノンさんは、周囲の事や私の事や、訪れる人々の事を考え、守る。維持している。外に神経を注ぐ。
時代は紙や書物など、ごく限られた地域にしかなかった時代です。
信仰・宗教などもまだはっきりとなくて、霊媒と建物や危機管理する人がペアを組んでいた時代。
人と神がとても普通に、直接的に関わっていた時代です。
つまらない慣習や、つまらない価値を人が持たないで、素直に神と繋がりを感じていた時代。
人々もつまらない外見などに一切興味が無くて、純粋な事に価値を感じ始めた頃。
まだ、原始のなごりがあって、野蛮さもあるけれど、心を純粋に探求始めた初期の時代です。
これはすごく何度も前の、再生していた時代の記憶です。
その後カノンさんは宗教信仰をその時代時代のモノも知りたいと、再生されています。
私は霊感を誤った使い方や、別の事に使ったりした再生があるようですが、そこはおぼろで伏せられています。
今またこうして、21世紀にカノンさんと組む事になった理由と、私が模索しながら見つけた事とが合致します。
人のため以外は、私は機能しないということです。自分が何であっても混ざると、波動は断たれダメなのです。
模索していた私に丸投げしていい事を、教えて下さった気がしました。
そして、皆さんによく、よく、よく、お伝えしたい事があります。
今回初めて私は過去の記憶を蘇る許可を頂き、思い出しました。
しかしそれは、それだけの責任とあらゆる理由があって霊界が許可した事です。
普段、この様にむやみに映像を見せる事は、霊界は決していたしません。
前世や過去世に、みなさんがつまらない興味をもたれる事は霊界も本当に困るのです。
どうか過去や前世や夢などにとらわれない様にお願いいたします。こういった事は、浮遊霊の大のお得意です。
浮遊霊に翻弄され、幽界を見せられて、それで満足したり、幻を追わないようにお願いします。
どうか、お願いをいたします。