25・自由に見えて・・・・
私は自分の心を自由に、心のままに生きる努力をやめませんでした。
そして今があると思います。しかしそれは身勝手で、多くの人を困らせ、悩ませました。今もね！
私の両親は今６０代始めです。
両親は自分達の生き方が正しくて、成功して来たから、私もそう歩んでほしいと育てました。
（生まれた時に決意したみたいですよ）（勿論！物質的価値のほうです）
長女で最初の子供と言う事もあり、自信と熱意を持って、ずっと私にそのスタンスで来ました。
外れると『子供のくせに』『子供の浅はかな考えで』とひと蹴りでした。
もう幼稚園入園前から、激しい戦いが始まりました。
服から何から親の言うものは、着ない・やらない。叩かれても叩かれても聞きませんでした。
（おまえは本物のバカだってよく言われました。犬でも叩けばわかるってね）
家の柱に帯で何百回結び付けられたか思い出せません。
もぐさを山のように、盛られ火をつけられた事も、数え切れないです。
毎日４〜５回は叩かれていました。しつけの為に、言う事聞かない私の性根を治すと言っては。
ですから、叩かれる・殴るに鈍感で当たり前の子供でした。
学校行っても痛くて歩けない、座れないなんてしょっちゅうでしたから。
全力でこちらも応戦するし、親に反抗するのは、桁違いにしていました。
家中にケチャップ蒔いたり、弟にマヨネーズかけたり、醤油を頭から掛けたりで、鬱憤を晴らしていました。
弟はこのバトル死闘を生まれた時から知ってて要領良くて、頭の賢い子だったの、世渡り最高でした。
それを真正直な私が見ると、腹たって腹たって、全部弟に向きました。親にも暴力で応戦でした。
本当に親とはロクに会話が成り立たない状態に幼少からなっていました。
何を言っても、叱られ、叩かれ『おまえが悪い。なんでおまえはそうなんだ？！』となるからです。
ですから他人とは上手く話ししても、親には何もかも話さない、自分をヒミツにしてました。
たまに優しく『今日は落ち着いて話をしよう。』なんて言っても、5分が限界です。
両親揃って叩くし怒るし、わからない。悩みの種だと泣きますからね。
ですから小学校入っても今日あった事なんて、親に話しませんでした。
言ったら、絶対１０００％叱られ、叩かれるからです。
それでも自分の心に従って生きたくて、ずっと２５歳まで両親とこの日々でした。
事故で入院しても両親が意識戻って最初に言った言葉は
『死ねばよかったのに！』『世間に恥じさらして、どうしてくれるの！』ですからね。
だから親が嫌いって真理に出会ってもまだ殻が残っています。
それでも何枚か殻が取れて、親の存在とか役割が見えて来て、嫌いは相当薄まりました。
そんなですから、中学生の時は睡眠薬、それも病院で処方のきついやつを、一度に８０錠とか飲んだり
手首切ったり、生きる意味や、存在価値無いと言われ続けて、そう思ってましたから、死にたくて！でした。
ずっと死に対して何とも無くて、今すぐ死んでいい！って思ってました。
でも自殺も死ねない。暴走しても死ねない。迷惑ばかり掛けて、友人らを泣かせてだけでした。
多くの友人は本当に救ってくれました。存在が救いでした。必要としてくれてました。この私を。
死なないで！死ぬなよ！って泣いてくれたし。
それが生きる励み！人の為に！になっていました。
友が必要としてくれているから、死んではいけない。とか今死ねないとか。
必要としてる人が居るから、今は死なない。これを繰り返してました。
両親の価値と私の価値の相違はひどく、本当に天と地の開きでした。今もね。
それらを真理に出会って初めて、いいんだ！これでよかったんだ！って思いました。
それまで私は常に虐げられ、人間失格と言われながら生きていました。
それでも自由を諦めず、殴られ続けても変えませんでした。
本当に何もかもから開放され、自由なのは昨年の９月からです。
それまでは仕事で、公人としての２４時間があり、休日も何も無い日々で神経はずたずたでした。
心が休まる時が無かったです。
いつ仕事の事で電話あるか、わからない。その連続の日々でした。
真理に出会って仕事していたら、全く違ったでしょうけど、真理に会う前だったので・・・
自分のための自分の時間はやっとでした。
まだ一年なので、慣れないし、本当にこれでいいのかって思います。
あれだけ否定されて、人間失格って言われて来て、今こんなのんびりでいいの？って
３５年間自由の為に戦い続け、疲れ果て、自分を大事にしないままに来たのです。
真理はそんな自分を優しく大切にそして認めていいのだと教えてくれました。
両親の行き過ぎた躾・教育にも、意味を教えてくれました。
それ位でなくては、糸の切れたたこみたく、無限に進んでしまったのでしょう。
それだけ厳しくされても、直さない、挫けない根性の異常な自由の追求力でしたから。
きっと早くに死んで、真理まで行かなかったでしょう。
そして外見とかラベルの無意味さを身を持って体験出来たから、人そのもの見てるのかもしれない。
学歴・見た目は良くない友人らが、命さえ惜しまない友情を見せてくれた。教えてくれた。
やくざになった友人も、やくざとしてでなく、友達としてみて欲しいって、教えてくれた。
勉強出来て、先生に受ける子がいい子とは限らないってのも、よ〜く見て来た。
天才の友達は、分け隔てなく友達になってくれた。今も２０年来の親友です。
幅広い友達のタイプで、色々な心を知ったし。
どうしてきみえの友達なんだ？って言われる友達多いのだ〜異種混合ってね。
心が全てだって、わかったのも、この戦いの日々から知ったし。
自分が正しいって思う事してたら、わかる大人はわかって、応援してくれるって知ったし。
友達もそうだしね。
みんながどんなに我慢してるか、窮屈なのかも知ったし。
みんながどしてそんなに思いやりあって、優しいのか知ったし。
私には優しさとか違うってのも知ったし。
ひとの為に生きるのが、一番チカラが出るのも知ったし。
３５年目に自由。本物の自由を手に出来たし！
真理は本当に様々な答えを、用意して、素晴らしい回答だったし！
やっと戦いを不要とする人生になりました。
連日連夜の死闘は過去へとなりました。
一番の真理のすごい所は、外へと価値を探していた私に違うって教えてくれたのだ！
だから人が必要としてくれるから生きるじゃない。ってわかったし、依存の心を沢山減らせませした。
それでもすぐに依存の心は顔を出します。すぐです。
だから浄化しながら、殻作らない生き方しないと、本当に苦難続きの大変なのです。
過去は外へ外へと探していたのです。
必要なものは実は全て、自分の中にあったのに、無い！って決め付けていました。