49・素直な心の声の敵！自己中心な声。
人は本当に驚くくらいに自己中心な発想で物事を見つめ、聞いて、決めています。
その根深さたるや！もう！どうしたら、気付けるのか途方に暮れるくらいです。
誰と居ても、何をしてても、素直な自分の心で決めているようで、決めていない！！！
『すぐにジコチュウな考えで瞬時に計算を頭の中でして』やる事・言う事を決めている。
たとえば、自分があきらかに間違いを言っている。って気付いても・・・
（素直な心の声は謝れ！と指令します）
あなたの頭の中ではスーパーコンピューター並の速度で、思考が巡る！！！！
『こいつに間違いを指摘されるのは、もう何が何でも嫌だ！』とか
『この年になって子供に謝れるか！』とか『母は間違わないもの！父は間違わないもの！』とか
まあ〜自己中心な素早い思考が一瞬にして、次のあなたの自己中心な言動を決定します。
もっと悪いと『こいつ！大嫌いだから絶対謝らない！』と言うケースも根っこかもしれない。
しかも！たちが悪いのが、余りにも長い人生、繰り返しこの様な作業をしてるから
もう！自己中心だって事すら気付かない位に、無意識でスーパーコンピューター作動してるし！！！！
人の言うなりに育ったら、もっとたちが悪い『自分の考え』なんて『無い』って思うかも！？！？！
人と自分はいつも、いつでも、一緒の意見や思いだ！って信じ込ませているかもしれない。自分にね。
そんな、本当の自分を見ないで、探さないで生きて来た人達に、『素直な心の声』を
見つけましょう！探しましょう！って言っても、？？？？？？？ですよね。
『今も昔も、いつでも素直だったよ』なんて、超自己中心のくせに言えるでしょう。
本当の素直な心の声って、恥ずかしかったり、怒られたり、他の人と同じにならないのだ。
やさしくない自分。すげ〜わがままな自分。理解力の無い自分。
そんなのをそのまんまに、あなたはさらけて言えて、行動出来てますか？？
学生時代なら、テストで何点とっても平気でしたか？
自分の心で決めるのです。自分の心で！！！！
カノンさんは『悪い点数とって、出来なかった自分が本当に嫌い！』って理由だけ。
それだけで、次への動機が生まれて、結果的にいい点数、いい成績になっただけ。
そこには『全体からの順位』とか『先生の受け具合』とか『親からの評価』とかを
考える発想はイチミリも無いのです。向き合ってる相手は『自分の心』だけだからです。
これが素直な心の声に従う決定。の『表面・物質的に』上手く行ってるケース。
補足ですが、カノンさんの親御さんは娘の成績に興味を持っていなかったのです。
成績で一喜一憂は無いのです。それも基準が『お母さんは自分の基準で娘を見ていたから』です。
夜遅くまで勉強を『勝手に』やり続けるカノンさん。それをお母さんはブレーカー落として阻止したのです。
自分の、本当に自分の基準を持っていない世間の親はどうですか？？？
子供の原因結果に、世間との位置を確認し、世間からの評価を気にし、一喜一憂です。
行動、結果がどんどん変わります。ちっとも子供を信頼してない。まず！自分を信じてない親だから。
私は『テストで何点でもどうでもいい』と言う素直な自分の心の決定・ジャッジがいつもありました。
だから、どんなに親に『バカ』と言われ泣かれても、平気でした。
学校でもどんどん成績が下がると職員室に呼ばれても、平気でした。
だって私の心がテストや成績に何の価値も感じないと言う、素直な決定があるからです。
だから堂々としてたのです。友人からの評価も気にならない。
素直な心の声に従い、これも自分としか向き合っていない決定だからです。
これは『表面・物質的に』はマズイケースです。
でも、動機・根っこはカノンさんも私も自己中心でなく、心の声が決定権あるのです。
両極端なケースのふたりです。
でも、根っこは『自分がどうか？』の『純粋な決定』なのです。
周囲の評価・周囲の反応・全体からの自分・・・・・・
そんなの素直な自分はどうでもいいと、はなっから見ても感じても無いって事です。
では、あなたはどうですか？？？
常に自分と向き合わないで、周囲の人の姿を見て、向き合って、決定していませんでしたか？？？
きっと、今でもそうじゃないかな？？？？？無意識に。
『人の言う事、反応が気になる。』もう、自分と向き合っていない確たる証拠！！！！！！！！
テストや勉強ひとつとっても、自分がと考えてる『つもり』で、いつも、いつでも人とか世間。
それって、自分を本当の自分以上に、良く見せたいとか、悪くないって見せたい自己中心でしょう。
そんなのが無いのが『素直な心の声』なんですよ。一切無い！イチミリモ無い！
でもあなたは、癖になってるはず、『まず人からどうか？？』とかってね。
だから素直とはかけ離れた、超自己中心だから、揺れるし、ストレスも溜まる。
本当の自分と虚像の自分のギャップに苦しみ、仕舞には人のセイにしたりする。
全部もとは自分が悪いくせにね。
本当の自分のダメさとか、ロクデナシさを隠して、大きく・素晴らしいニセの自分を創ったのはあなた。
いい子ぶろう。偉く見せよう。いい人しよう。冷たくないふりしよう。虚像！虚像！
そのギャップでガンジガラメにして、苦しんで、自分が作ったのにね。
そして年月を経たら、もうすっかり素直な声とイコールになってしまったみたく、感覚麻痺して。
良心・素直な心の声。そんなの探せない。持ってる事すら忘れているし。
兎に角、一人誰かがあなた以外に居たら、あなたは自分に向き合わないで、
そのもう一人の人に向き合って、どうすればいいか、決めている。悪癖！！悪癖！！
そんなロクデナシな、自己中心な自分を見ないで、素直も、信頼もあったもんじゃない。
自分の価値基準が欲しければ、周囲の受けを考えない、自分の心の声と向き合いなさい。
まず、誰か、何か、を考えてから、決める自分をやめなさい。
まず、自分が心でどう思ってるか、したいかを、周囲の受けを抜きで見なさい。
それは、自分でも驚くくらいに、未熟で協調性の無い、愚かな自分の決定でしょう。
でも、それがあなたの等身大なのです。
虚像・ハリボテ。それで自分を大きくして生きて来た人には、怖くてやめたいでしょう。
でも、虚像にはその未来なのです。実寸にはその未来なのです。
ニセの自分をいっつも、いっつも、一瞬の休みも無く作ってきた自分をあなたは好きですか？
大好きだと言えるなら、それでいいのです。原因結果の法則はそのままにはたらくのですから。
そうそう！素直な声の決定してる人生は、人に好かれてる・嫌われてるのも
どうでもいいから、一般的に言う『鈍感』なのです。だって！全部基準は自分だもん！
人の気持ちや評価なんて、コロコロ変わってどうでもいいんだもん！！！！！！！！
（カノンさんもそうなのよ。一緒。私とね）
後悔もないし、どうでもいいのです。