82・ペロとの生活・・その後
ずっと前にコレワタで、ペロは何でもやって、ココロがどう反応するかで、学び、決めてイッテルって書いた。
ふんで、最後くらいに『ペロにしこたま咬まれた』って書いたっきりでしたな〜たしか。
それがあれっきり咬まれていない。
毎月一回、三ヶ月にわたる、実地の『咬み』をペロはやってみて、私の毎回の『痛い！痛い！』行動を見聞きして。
流れた血を見させられ、臭わされ、痛いと耳元で言われ、何か学んだらしい。
咬んだ後も、しばらく日常生活の様々な時に、痛みと不自由があって、その度にその事を言われるしな。
それっきり、どんなに咬みそうな瞬間はあっても、ガブリ！ってのをやめた。
凄いよね〜。私の痛みから、ペロのココロが何かを感じて、もう咬まないぞ！って決定・確定したんだから。
これが、本当の思いやりの気持ちなのかもな〜って。
本気の思いやりが持てない間は、遠慮なくガブリ！ってやって、思いやりあるフリをしない。
いさぎよいのだ。怒られるとか、悪い子って見られるかな〜なんて姑息な計算が無いじゃん！ぎゃははあは！
そんなんで咬むって事は、ペロ的に終了と言うか、何か確定して終わったみたい。
こないだ私がイライラ何かしてたみたいで、軽くペロが吠えただけなのに、頭をペシッ！って一回叩いた。
それをすっかり忘れて二日たったんだけど、何だかペロの様子がおかしい。
ひどく目つきがきつくて、すぐに吠えようとする。実際吠えるとこまで行かないけど、『しようとする。』のだ。
あんれ〜？？？！！！ペロらしくないな〜・・・・・。何だろう？？？って考えて
とうとうペロが本当に無駄吠え、『ワンッワンッワンッ！！！』とした時です。
咄嗟にペロの頭蓋骨めがけて、ペシッ！っと平手打ち。
あっ！！ってやっと自分の行動に気付いた次第であります。
ペロを有無を言わせず叩いていたぞっ！殴って解決やってたぞ！！
そこで、すぐにペロを呼んで（もっちろん！やさ〜しく！）聞いた。
『ペロもしかして、頭叩かれた事気にしてた？嫌われたって思ってた？』
まさしく！『うん・・・・』ってな目の動きです。ケンのあった目つきが弱弱しくなるのです。
『ごめ〜ん！ペロを嫌いで叩いたわけじゃない！本当にごめんね！叩かないでもペロは話したらわかるのに
考える時間あげたらわかるのに、何も言わないで叩くだけで、嫌いって思って叩かれたって思ってたんだ〜』
と何度も同じ言葉を繰り返し、何度もごめんねと謝り、ずっと抱きしめてました。
するとどんどん、険しい目つきが優しくなり、何だかソワソワおかしかった様子もあっさり収まりました。
まったく、オイラは失敗をして、それがペロにそのまんま行って、ふんに不憫でございます。
わたくしめが悪いのにね。まあ、モトは無駄吠えだけどね。
オチは『波長同調＆原因結果』でござぁぁあ〜い！ちゃんちゃん。
今日もペロとそんな、ライブな学びを楽しんでいるのです。発見の連続だぁぁいっ！わーい！