87・煮詰まるひとはこころがマジメ
年令が何歳であっても煮詰まって、自分で自分をいつも責め立てているひと。
そんなあなたは本当に心がマジメすぎるのです。
その呪縛から解放される時が来たのです！！イエ〜イ！！
あなたはいっつも『こんな自分じゃいけない。もっとがんばらなきゃ！』って思ってない？
どうしてそう、いっつも思うようになってしまったのかは、親（＝大人）との関係が始まり。
きっとあなたは子供の時から親から見て、大人から見て『いい子』でした。今も。
その期待にこたえようと、一生懸命にやって来た子供だったのです。
『うんなんっできるかぁっ！ぼげぇぇえっ！』って叫ぶ子供ではなかったと言うことです。
そう言ったら親（＝大人）に嫌われる。って恐れも子供心にあったでしょう。
悪い子・ダメな子ってラベルが貼られる、思われるのを何より恐れたでしょう。
（恐れも立派なジコチュウって今はわかるよね！）
だけどね、もうここまで来たらわかってきた、見えてきたことがあるはずです。
『誰でもバカで、ダメ。そして、誰でも凄くて偉い！』ってことです。
子供のあなたを評価してた、親（＝大人）も実はたいしたこと無いってトコも沢山ある。ってこと。
だから、本当は沢山間違えているし、大失敗の連続な日々を送っているのです。
問題はそれを親（＝大人）が素直じゃないからいけなかったの。
間違えたら、失敗したら、素直にそれを認めていたら。
子供にだってすぐに『ごめんなさい！』って非を謝れる親だったら。
そしたらあなたは子供時代から『なぁ〜んだ、親でも間違えるし完璧じゃないんだ〜』って
何度もある出来事から心で知るのです。わかってきたことでしょう。
（子供のあなたを愛してる！ってのも素直に出してなかったりでしょ？）
そしたら過剰な無理はしない。完璧をもとめる子供なんてならなかった。
ほめられるから愛されてるなんて思わなかっただろうけど。ダメでも愛しているの！ふんま！！
親に対しても『親＝大人の完璧像』なんて決して作らないで、客観視の練習になったのです。
客観視は本当に大切です。
自分自身を見つめる時。周囲を見つめる時。いつでも必須アイテムです。
客観視している時は『責めていない。反省をしている。次への準備』の時なのです。
さて、あなたがマジメな子供なのはわかったけど、今度は自分を見つめる時です。
（いつまでも外・周囲・ここでは親＝大人のせいにして逃げたらダメってこと！）
結局、自分もかつての親＝大人みたく、ふるまっていませんか？？？
そうしなきゃいけない！って思っていませんか？？？？？？？？？？？？？
（完璧さを自分に求める・がんばりを求める・未熟さを認めたくない・
嬉しい大好きを隠す自分・要は素直じゃない！ｅｔｃ）
そこが本当の解決への糸口です。
自分が子供で、親＝大人を見たすがた。それをしっかりと考えるのです。
（そう！客観視、事実をじっくりと見つめてみるのです。心のディスクから呼び出して見つめるのです）
本当はどうですか？事実は？
完璧とは程遠い事実が沢山あるでしょう。
未熟さをきちんと知る、認識すればいいのです。
素行錯誤な姿。心の未熟な部分。勿論素晴らしい部分もあるでしょう。
迷い、悩み、間違え、でも、進もうとする姿。
かつての親、大人のことを客観視することが、今のあなたの姿を見つめる事に繋がるのです。
もし、あなたが親になっているなら、同じようにやっていないか、思っていないか。
いいですか、完璧な人なんて地球には居ません。
みんな未熟者なのです。
そして、いずれず〜っと先には完璧に近づく素晴らしい存在でもあるのです。
普通に間違いまくる存在なのです。
そしたら、普通に素直に謝ったりすればいいのです。←やってますか？！？！
変な意地や、見栄をはってはいけません。
愚かで、未熟だって、素直に出して進めばいいのです。
感情的になっても愛してる気持ちは変わらないとか。
誰だってそうだから、隠している人は本当に弱くて、卑怯なだけです。
そんな、弱くて卑怯な人には、あなたの正直で素直な心は決してキズなんてつけられないのです。
自分の未熟な、ダメなとこをきちんと出せる練習を始めたら心が確実に強くなっているのです。
強い心の人は、何者にも負けはしないのです。
それが本当の意味で強い。なのです。
腕力の強さなんて、クソでございます。心が強いが、永遠のウイナー！なのです。
煮詰まるあなたはマジメなのだけど、弱いとこもあったのです。
客観視、事実は、あなたの『お望み』の結果を出さないのです。
でも、その事実を知れば、もっと自分を好きになるし、周りの人を好きになるのです。
『お望み』なんて架空の世界に居ては、自分も変われはしないのです。
現実の親、大人を見つめる。
そして、現実の自分を見つめる。
ハスに構えた、そんな視線も必要なのです。
マジメにまっすぐだけしか、見たくない、
考えたくない、それはあなたの立派な自己中心なのです。
さあ！何もかもあなたの心のディスクにきちんと保存されています。
動かして、見つめてみるのです。
私でも、他の人でも、あなたには『きっかけ』までしか、それしか出来ないのです。
そこから後は、あなたの心のなかに、あなたしか探せないものがあるのです。
必要なものは、すべて『あなたの中・内にあるのです。』とは、そう言う意味なのですから。
自分の心を見つめるのです。客観視するのです。恐れと戦うのです。あなたは強いのですから。
いつまでも外や周囲を探したり、責任を外・周囲のせいにしてはダメです。
誰のせいでもない、あなた自身が望んでいた事の結果だというだけです。
次の新しい望む結果がわかってきたなら、それに向けて心を覗くのです。
かならず、新しい結果は出るのですから。