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これれい35・これわた98共通。

ペロとの生活・その後

まったくペロには教えてもらってばっかりのバカkimiです。

おまけにペロはとても優しいのにわしは冷たい身勝手ヤロウです。

優しいペロと居ると、自分の冷たさを痛感する。トホホ。

サッカーの試合見てダンナが叫んでいたのです。

するとペロもワンワン！！ワンワン！！うるさい！うるさい！

いくら注意しても、４５分・４５分吠えっぱなしでした。

ふんで、私は初めて「サッカーの試合になるとペロはいつも吠えまくってる」と気付いた。

そうだ・・・いっつも、だんなが叫んでサッカー見てると、ペロも吠えまくり・・・・・・？？！！？？

周囲の喧騒をよそに、かなりの集中力で考えてみた。

もしや、いくら注意してもまったく静かにならんのは、ペロだけのせいにしてるからか？！？！？！

そこでワンワン大合唱してるペロに声をかけた。注意の声じゃない、よびかけ。

『ペロ〜ちょっとこっち来て、来て』吠えるのやめたっ！来た来た！！

『もしかして、ペロだけがうるさいわけじゃないのに、自分だけが叱られて

納得いかないでずっと、わざと、ワンワン吠え続けてた？？そう？？？？？』

ワォ！目がそうだと訴えているっ！！げげっ！やばい！！

『ｋｉｍｉちゃんもうるさかったし、コーキもうるさかったよね。なのにペロばっかり怒って

ホントにごめんね。ｋｉｍｉちゃんが悪かった。本当にごめんなさい。』

この謝罪の瞬間です。顔が別犬に変わった！！！

いっきに、急変です。

おだやかな、やっさしぃ〜顔になって、あんだけ吠えまくりだったのがピタ。停止です。

それっきり、一切吠えなくなったのには、本当に驚いた。ふんで自分の身勝手さを痛感した。

ごめんなさい。これをペロに言わなかった、自分を棚上げしてたバカｋｉｍｉ。

大人だろうが、子供だろうが、犬だろうが、正しい方に間違えた方は謝らんといかん！

そんな当たり前のことをすっかりフォ〜ゲットのバカな自分にあきれた。

人間が霊として成長出来なくなる一番の原因『素直に失敗を認めない』をまさにやっても〜た！！

ああ・・・本当に正真正銘のバカだわ・・・ペロはなんて素直で正しくていいこなんだ！

って思ったのです。謝ったとたんに許してくれて、いっきに優しくせっしてくれるんだもん。

つまらん人間みたくひきずらん。根にもたん。カラリ！だもんな〜。

と、そんなんで、もっちろん！だんなにもきちんと、ペロの前に座っていただき

『ペロごめんな。おれうるさかったもんな。ペロだけうるさいって怒ってごめん。』って

謝罪をしてもらったのです。ペロはやさしくだんなをも許してくれたのです。

子供にせっする大人は本当にきをつけてほしいな。

子供から学ぶ事はたくさんある。教えてもらえる事はやまほどある。

人は平等にバカで素晴らしいのだから。

自分の間違いを知ったら、こびるとかじゃなくて、本気で本心で謝って欲しい。

自分も大人であっても未熟だと肝に銘じて、いつでも素直に間違いを認めてほしい。

子供に『大人も未熟で間違いを常にしながら、成長してる人』だと見せて欲しい。

隠せば隠すほどに、子供はその大人を見抜いて、バカにし、人として尊敬しない。

子供はまっすぐな、とてもよく見える心の目を持ってる。

大人同士なら誤魔化せても、子供へはその手は通用しない。

（なんせ大人の心の目はカラでガビガビまっくろ曇りまくり！）

チカラや、脅しで子供を屈服させても仕方ない。それはいつか自業自得の結果が来る。

それよりも、迷い・失敗し、それを素直に認め、隠さない立派な大人になればいい。

それが本当の立派な大人だから。

失敗を素直に認め、反省し、次へと努力し進む。

子供はそんなあなたの姿に尊敬と、人としての生き方を学ぶのだから。

霊としての成長はこの地上の生だけで決して終わらない。

ずっと続くのです。

失敗をきちんと経験して、反省をして、それしか成長は無いのです。

人が霊として成長出来なくなる一番の原因は『素直に失敗を認めない』ことなのですから。